2019年8月21日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万0677円22銭(+114円06銭)

◆市場分析
日経平均は3営業日続伸。

朝方は買いが先行。

前日比小幅高から寄付いた後も順調に買われ
午前9時35分には、同119円86銭高の
2万683円02銭まで上昇。

一巡後は、戻り待ちの売りに押され
2万600円台前半まで失速しましたが、
その後上げ幅を回復させ前引けへ。

後場に入ってからも堅調さを継続し、
午後14時30分に前場高値を更新。

引けにかけては若干売りが出たものの
本日高値付近で取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比114円06銭高
の2万0677円22銭で終了。

値上がり銘柄数は1729、
値下がり銘柄数は347、
変わらずは73でした。

米株価指数先物が時間外取引で小動きとなり、
20日の中国・上海総合株価指数が前日終値近辺で
推移し、方向感のつかみづらい展開となりました。

東証1部の売買代金も低迷したままで、
投資意欲の高まりは感じられない様子。

「米中貿易摩擦問題は解決したわけではなく、
世界的な景気の先行きも不透明なままで、
投資家心理は改善されない」(銀行系証券)との見方も。

米国経済がリセッションに陥る可能性はやや低下
していることから、目先的にはリスク選好的な
取引が増えていくことが予想されます。

◆国内の主なスケジュール

7月訪日外客数(16:00)

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25962.44USD (-173.35)
[ナスダック] 7948.56ポイント(-54.25)
[シカゴ先物] 20485(ドル建て)、20480(円建て)

◆NY市場分析
20日のニューヨーク株式相場は、前日までの3営業日続伸を受けた利益確定の売りが出て、反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比173.35ドル安の2万5962.44ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は54.25ポイント安の7948.56で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6690万株減の7億3648万株。
ダウは前日までの3営業日で650ドル超上昇しており、この日は利益確定の売りに押され、おおむねマイナス圏で推移した。市場関係者は「取引参加者も少なく、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控え、動きにくい状況だ」(日系証券)と指摘した。パウエル議長は米ワイオミング州で開催される経済政策シンポジウムで23日に講演する。

この他、FRBは21日、7月末開催の金融政策会合の議事要旨を公表する。FRBはこの会合で約10年半ぶりとなる利下げに踏み切った一方、「長期的な利下げ局面の始まりではない」(パウエル議長)と説明。追加利下げの手掛かりを求めて、市場の関心は議長講演と議事要旨に集まっている

この日は全11セクター中、消費財セクターのみ上昇。住宅改装用品小売り大手のホーム・デポが朝方発表した5~7月期決算で1株当たり利益が市場予想を上回り、同社などの小売り株や住宅関連株の一角に買いが入った。一方、米長期金利の低下で利ざや縮小が嫌気された金融株や、景気敏感株とされる素材株で売りが膨らんだ。

個別銘柄(暫定値)では、化学大手ダウが5.4%安、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が2.4%安、ユナイテッドヘルス・グループが1.9%安、ファイザーが1.6%安。一方、ホーム・デポが4.4%高、ウーバー・テクノロジーズが2.0%高、クアルコムが1.6%高、ツイッターが1.4%高。

◆海外市場スケジュール
日中韓外相会談開催予定(中国・北京)
米7月中古住宅販売(23:00)
FOMC議事録(7/30・7/31開催分)
休場:フィリピン

○今週注目ポイント
通商問題
ジャクソンホール会議
為替レート

2019年8月20日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万0563円16銭(+144円35銭)

◆市場分析
日経平均は続伸。

朝方は買いが先行。

寄付き直後から勢いよく買われ、午前9時6分に
前日比215円09銭高の2万633円90銭を付ける
場面も。

一巡後は、戻り待ちの売りにより2万500円台
前半まで押され、上値が重いまま前引けへ。

後場に入ってからは売り買いが交錯し、
同水準で揉み合う展開に。

引けにかけては買いが優勢となり、上げ幅を
ジリジリと戻し、取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比144円35銭高
の2万0563円16銭で終了。

値上がり銘柄数は1518、
値下がり銘柄数は515、
変わらずは117でした。

アジア市場では米国株高を意識してリスク回避の
ドル売りは抑制される見込みで、落ち着きを
取り戻す動きが東京市場にもみられたもよう。

大手銀行系の見通しによると、ドル・円は主に
106円20銭-40銭台で推移する可能性が高いと
みられています。

「急な円高は一服し、株価乱高下に歯止めがかかる
のではないか」(大手証券)との見方も。

引き続き米中貿易摩擦や米国による対イラン追加制裁
などの地政学リスクや人民元相場、さらには22日の
中国全国人民代表大会(全人代)などが注目されそうです。

◆国内の主なスケジュール

20年国債入札

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26135.79USD (+249.78)
[ナスダック] 8002.81ポイント(+106.82)
[シカゴ先物] 20645(ドル建て)、20635(円建て)

◆NY市場分析
週明け19日のニューヨーク株式相場は、世界的な景気先行き懸念が和らぎ、3営業日続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比249.78ドル高の2万6135.79ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は106.82ポイント高の8002.81で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比9896万株減の8億0338万株。
中国人民銀行(中央銀行)は週末に、市中銀行の企業への貸し出し金利引き下げ策を公表。ドイツのショルツ財務相は最大500億ユーロ(約5兆9000億円)の追加財政支出が可能との見方を示した。主要国で景気下支え策の表明が相次いだことを受け、世界経済の先行き懸念が和らぎ、この日も前週後半からの株高の流れが続いた。

米商務省はこの日、中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)と米企業との一部の取引猶予措置を3カ月延長すると発表。米中貿易摩擦をめぐる警戒感緩和につながった。
 市場関係者は「前週末以降の(景気刺激策表明などの)流れを受けて、景気に対する過度な不安が後退した」(日系証券)と説明した。株価はこの日大幅高で寄り付いた後、休暇シーズンで商いが薄かったことや新規の材料難から、終日小動きで推移した。

個別銘柄(暫定値)では、シスコシステムズが3.3%高、化学大手ダウが2.5%高、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが2.3%高、ホーム・デポが2.1%高、アップルが1.9%高。一方、ウーバー・テクノロジーズが1.8%安、ゼネラル・エレクトリック(GE)が1.4%安、ユナイテッドヘルス・グループが0.4%安、アメリカン・エキスプレス(アメックス)が0.2%安。

◆海外市場スケジュール
特になし

○今週注目ポイント
通商問題
ジャクソンホール会議
為替レート

2019年8月16日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万405円65銭(-249円48銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は、売りが先行。

その後、さらに下げ幅を拡大し、午前9時30分頃には
一時2万184円85銭(前日比470円28銭安)まで下落。

以降は買いが優勢となり
2万419円88銭(前日比235円25銭安)まで下げ幅を縮小。

後場に入ると軟調な展開となり、
2万300円台で揉み合いに。

引け際には再び戻す動きとなりましたが、
今日の高値には届かずに取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比249円48銭安
の2万405円65銭で終了。

値上がり銘柄数は272、
値下がり銘柄数は1812、
変わらずは65でした。

米長短金利の逆転で景気減速懸念が高まり、
14日の米国株式市場でNYダウが今年最大の
下げ幅を記録するなど主要株価指数が軒並み急落。

米国債イールドカーブ(長短金利差)が逆転した
ことで世界経済減速への警戒感が高まったことが
東京市場にも波及し、大幅安となったようです。

10時15分に発表された中国人民元の基準値は
1ドル=7.0268元(前日は7.0312元)と2日連続で

元高・ドル安に設定されましたが、直後の反応は
限定的で目立った動きはありませんでした。

短期間で変動幅が大きく不安定な相場ですが、
売られすぎている好業績銘柄も数多くあり、
今後見直し買いの動きは出てきそうです。

◆国内の主なスケジュール

《決算発表》
総医研、環境管理

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25579.39USD (+99.97)
[ナスダック] 7766.62ポイント(-7.32)
[シカゴ先物] 20320(ドル建て)、20310(円建て)

◆NY市場分析
15日のニューヨーク株式相場は、堅調な米消費関連指標を支えに買い戻しが入り、反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比99.97ドル高の2万5579.39ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は7.32ポイント安の7766.62で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3037万株減の9億3435万株。
15日朝発表された7月の米小売売上高は前月比0.7%増と市場予想(ロイター通信調べ)の0.3%増を大幅に上回った。前日の相場は景気後退の兆候とされる「長短金利逆転(逆イールド)」現象の出現でダウの急落を招いたが、GDP(国内総生産)の約7割を占める個人消費の堅調さが確認されたことで、割安感の出た銘柄を買う動きが出た。

さらに小売り世界最大手の米ウォルマートの2019年5~7月期(第2四半期)決算が好調だったことも支援材料。ネット通販の売り上げが37%増と急拡大し、成長をけん引。通期の利益見通しを上方修正し、同社株は大幅高となった。「米中貿易摩擦が個人消費に悪影響を及ぼすとの懸念が台頭していたが、小売売上高とウォルマート決算がその不安を払拭した」(大手証券)とされていた。

ただ、米中貿易摩擦や世界的な景気減速への不安は引き続き根強く、15日の株価は不安定な値動きとなり、ダウは一時140ドル近く下落する場面もあった。投資家の不安心理の指標となる「恐怖心指数(VIX)」は、危険水準とされる20を上回ったまま、高止まりしている。また、15日も米長期金利の低下が止まらず「債券市場の動きが不気味だ」(先の大手証券)との不安の声が出ていた。

個別銘柄(暫定値)では、ウォルマートが6.1%高、阿里巴巴(アリババ)集団が3.0%高、アマゾン・ドット・コムが0.8%高、フェイスブックが1.6%高、ベライゾン・コミュニケーションズが1.0%高。一方、ゼネラル・エレクトリック(GE)が11.3%安、シスコシステムズが8.6%安、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が1.9%安だった。

◆海外市場スケジュール
米7月住宅着工件数(21:30)

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
台風10号災害関連

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口座開設は8月23日迄に行い、申込の仕込み準備は8月末に行えるとベストです。

インベストメントマネージャー 浜本 学泰 氏

生年月日:昭和4844

 

  • 経歴

1973年4月 石川県小松市に生まれる。
 明治10年創業の和菓子屋の長男。

1996年3月   一橋大学商学部商学科卒業 
 専攻:外国為替、国際金融
 中学1年の頃から興味があった外国為替を
 学ぶ。理論と実際の相場が全く違うもので
 あることに愕然とする。

1996年4月     野村證券株式会社入社
 実践を求めてマーケットに入る。
 あらゆるマーケットが体験できる
 証券会社に。

同年6月    同社 豊橋支店営業課に配属  
 個人投資家向け営業。
 1日飛び込み営業100件以上、
 電話200件以上。中部地区の若手営業成。
 績優秀者に度々ノミネート。

2000年12月   同社 機関投資家営業部
 リサーチセールス5課に異動
 中小型成長株担当ファンドマネージャー
 を担当。ここで日本中のプロの投資家と
 出会う。その中から2人の師匠に出会う。

2002年6月     メリルリンチ日本証券
       株式会社 日本株式営業部 
 株価が動くメカニズムを徹底的に学ぶ。

2003年2月     同社 本店営業部 
       プライベートバンキング業務
 上場会社オーナーを顧客とした自社株対策
 メインのPB業務。

2003年11月   ファンネックス・アセット・
       マネジメント株式会社 
       運用部に移籍
 日本株のファンドマネージャーとして、
 投資信託、ヘッジファンドの運用に従事。

 

  • 資格

 日本証券アナリスト協会 検定会員

 国際公認投資アナリスト

 証券外務員1種

 

  • 著書

  ・世界の多数派についていく
  「事実を見てから」動くFXトレード
   (パンローリング)

  ・対TOPIX業種指数チャートの
   動きに乗る

  ・個人投資家のための「市況株」
   短期トレード (パンローリング)

 

2019年8月19日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万0418円81銭(+13円16銭)

◆市場分析
日経平均は小反発。

朝方は売りが先行し、前場の早い段階で2万300円35銭
(前日比105円30銭安)まで下落。

一巡後は持ち直しの流れとなり、
いったん上げに転じました。

後場早々には一時2万465円71銭(同60円06銭高)
まで上昇。

再度マイナス圏入した後、持ち直した後は
上値は重い展開で引けました。

日経平均株価は、前営業日比13円16銭高
の2万0418円81銭で終了。

値上がり銘柄数は1057、
値下がり銘柄数は982、
変わらずは111でした。

市場からは「上も下も限定的だ。
出来高が細り、週末事情もあって動きづらい。

下値では下ヒゲ陽線が目に付くが、買い上がる材料がなく
日柄調整に入るかもしれない」(準大手証券)と指摘。

景気や企業業績の先行きを不安視する
海外投資家の動向に注意をしながら、
週明けも報告感のない動きが予測されています。

◆国内の主なスケジュール
7月貿易収支(8:50)
7月首都圏マンション発売(13:00)
《決算発表》
あいHD、北川精

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25886.01USD (+306.62)
[ナスダック]7895.99ポイント(+129.38)
[シカゴ先物] 20570(ドル建て)、20565(円建て)

◆NY市場分析
週末16日のニューヨーク株式相場は、過度な世界景気の後退懸念が和らぐ中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比306.62ドル高の2万5886.01ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は129.37ポイント高の7895.99で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3201万株減の9億0234万株。
14日に長期金利の指標とされる10年物国債利回りが2年物を下回る「長短金利逆転(逆イールド)」が約12年ぶりに出現。不況入りの予兆とされる現象に投資家心理の悪化を招いたが、16日は長期金利の低下に一服感がみられることから、株式市場では買い戻しの動きが続いた。ダウは一時350ドル高まで上昇した。

逆イールド出現は中国とドイツの経済指標の悪化がきっかけ。しかし、16日は独誌シュピーゲルが景気対策のためにドイツ政府が財政均衡ルールを撤廃して歳出拡大の用意があると報じたほか、中国政府も内需刺激のため可処分所得を引き上げる対策を打ち出すと伝わり、投資家心理が和らいだ。

不安定な金融市場の動きが続く中、投資家は米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な追加利下げへの期待を強めている。金利先物に基づくと、FRBが年末までに追加利下げを3回(計0.75%分)する確率は、約5割に高まっている。このため、西部ワイオミング州ジャクソンホールで開かれる経済政策シンポジウムで23日に予定されるパウエル議長の講演内容が注目されている。市場では「パウエル議長が追加利下げに積極的な姿勢を示せば相場に安心感が広がる」(準大手証券)とされていた。

個別銘柄(暫定値)では、エヌビディアが7.3%高、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が5.1%高、アップルが2.4%高、マイクロソフトが1.8%高。シティグループが3.5%高、バンク・オブ・アメリカが3.0%高。ゼネラル・エレクトリック(GE)が9.7%高、ディアが3.8%高。一方、アプライド・マテリアルズが1.1%安、メーシーズも1.1%安だった。

◆海外市場スケジュール
特になし

○今週注目ポイント
通商問題
ジャクソンホール会議
為替レート

2019年8月14日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万455円44銭(-229円38銭)

◆市場分析
日経平均は反落。

朝方は、大幅安で寄り付く。

その後、若干買いが優勢になり
2万400円代に回復する動きに。

為替も一服したことから落ち着きを取り戻し、
下値を切り上げる展開へ。

寄付きから100円幅で揉み合いに発展。

後場に入ってからも積極的な売買は見られず、
方向感のないまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比229円38銭安
の2万455円44銭で終了。

値上がり銘柄数は444、
値下がり銘柄数は1655、
変わらずは50でした。

米中貿易問題の先行き不透明感などを背景にした
12日の米国株安や円高・ドル安進行を受け、
日経平均株価は軟調に推移。

円伸び悩みもあって下げ渋る場面もありましたが、
戻りは鈍く、安値圏でさえない展開となりました。

「お盆時期ということもあり、休日に相場を見られる
環境から悲観的な売買がされたのではないか」
(大手証券)との声もあるようです。

世界的な株安や為替市場での円高の流れは
今後も継続していくものとみられ、
リスク回避姿勢は強まっていくと予想されます。

◆国内の主なスケジュール

6月機械受注(8:50)
《決算発表》
サイバダイン、エボラブルA、ジーエヌアイ、光通信、すかいHD、オープンハウス、AMBITION、ファインデクス、オプティム、セレス、チェンジ、アミューズ、ソレイジア、出光興産、フリークアウト、メドピア、フェローテック、MTG、トリドールHD、カオナビ、FRONTEO、アルテリア

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 26279.91USD (+372.54)
[ナスダック] 8016.36ポイント(+152.95)
[シカゴ先物] 20725(ドル建て)、20720(円建て)

◆NY市場分析
13日のニューヨーク株式相場は、対中制裁関税の一部適用の延期発表を好感し、大幅反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比372.54ドル高の2万6279.91ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は152.95ポイント高の8016.36で終わった。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比3億0258万株増の9億2566万株。
米通商代表部(USTR)は13日午前、9月1日に発動予定の中国からの輸入品ほぼすべてに追加関税を拡大する制裁措置「第4弾」について、スマートフォンなど一部製品への適用を12月15日まで延期すると発表。米中貿易摩擦の激化への懸念が和らぎ、小安く始まったダウは急反発し、一時520ドル近く上昇した。

iPhone(アイフォーン)の最終組み立てを中国で行うアップル株は急伸し、相場の上げを主導。適用延期対象はスマホのほか、ノートパソコン(PC)やビデオゲーム機、おもちゃ類、衣類、靴なども含まれることから、家電量販最大手ベストバイや玩具大手マテル、スポーツ用品大手ナイキなどにも買いが広がった。また、前日までの株価下落で割安感の出たハイテク株などにも広く買いが入った。

一方、中国国営新華社通信によると、中国の劉鶴副首相は13日の電話協議でライトハイザーUSTR代表らに対し、制裁関税の拡大を厳重に抗議。月内に再度電話協議を行うことで一致した。市場では「米中協議は目立った進展は見られず、対立の長期化は避けられない情勢だ。香港のデモ拡大など不透明要因も払拭されておらず、株価は当面、不安定な値動きが続く」(準大手証券)との声が出ていた。

個別銘柄(暫定値)では、マイクロン・テクノロジーが4.8%高、アップルが4.2%高、アマゾン・ドット・コムが2.2%高、フェイスブックが1.7%高。ベストバイが6.5%高、マテルが4.6%高、ナイキが2.1%高。一方、ウーバー・テクノロジーズが1.5%安、アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が1.0%安、ファイザーが0.5%安だった。
 取引所の修正により、ダウ工業株30種平均の12日終値は2万5907.37ドルに変更。

◆海外市場スケジュール
中国7月固定資産投資(11:00)
中国7月鉱工業生産(11:00)
中国7月小売売上高(11:00)
米7月輸出入物価指数(21:30)

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
台風10号災害関連

2019年8月15日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万655円13銭(+199円69銭)

◆市場分析
日経平均は反発。

朝方は、買いが優勢に始まる。

その後、利益確定や買い戻しが一服すると、
ジリジリと上げ幅を縮小。

11時25分には一時2万500円台まで下げる場面も。

後場に入ると、再び上昇し回復する基調も
みられましたが、上げ幅は限定的で
活発な売買がみられないまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比199円69銭高
の2万655円13銭で終了。

値上がり銘柄数は1673、
値下がり銘柄数は406、
変わらずは70でした。

9月1日から発動予定の中国への追加関税措置に関し、
一部製品について12月15日まで延期すると発表し、
米中貿易摩擦への懸念が和らぎ、米国株式が大幅上昇。

円安・ドル高が進み、取引開始前に発表された6月
機械受注が予想に反して増加したことも支えとなり、
日本の株式市場も連動して上昇しました。

米10年債利回りは1.70%台から1.67%台に低下し、
ドル売りを誘発。

米株式先物の軟調地合いもドル売りを
支援したようです。

リスク選好的な円売りが弱まったことで
買い戻しの動きになることも想定され、
リスクオンムードになることも予想されます。

◆国内の主なスケジュール

5年国債入札

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25479.42USD (-800.49)
[ナスダック] 7773.94ポイント(-242.42)
[シカゴ先物] 20125(ドル建て)、20120(円建て)

◆NY市場分析
14日のニューヨーク株式相場は、世界的な景気先行き懸念が強まり、大幅反落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比800.49ドル(約3.0%)安の2万5479.42ドルで終了。1日の下げ幅としては年初来最大となった。ハイテク株中心のナスダック総合指数は242.42ポイント安の7773.94で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億3906万株増の10億6472万株。
債券市場では10年物米国債利回りが急低下し、この日朝に2年債利回りを下回る「長短金利逆転(逆イールド)」現象が発生。逆イールドはリセッション(景気後退)の予兆とされることから、投資家心理悪化に拍車が掛かった。逆転は米住宅バブルが崩壊した2007年以来となる。

これに先立ち、中国当局がこの日発表した7月の鉱工業生産が17年5カ月ぶりの低い伸びにとどまったことや、ドイツの4~6月期実質GDP(国内総生産)が前期比0.1%減と、3四半期ぶりにマイナス成長に落ち込んだことで、世界的な景気先行き懸念が強まっていた。

逆イールド発生で市場ではリスク回避が一層強まり、株や原油などのリスク資産が大幅安となった半面、安全資産とされる債券や金、円に逃避資金が流入した。

市場関係者は「リセッションが近いという懸念が台頭し、株価は今後上値の重い展開になるとみられる」(日系証券)と指摘。ただ、ここ最近の急落後には安値拾いの買いも入っている。米株は直近の高値から10~15%下落すれば反発する傾向があるとされ、「ダウが数千ドルの下げになる可能性は低い」(同)との見方も出ていた。

個別銘柄(暫定値)では、化学大手ダウ(5.9%安)やウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(5.0%安)を筆頭に、ダウ指数関連は全面安となった。原油安に伴いエネルギー株の下げもきつく、エクソンモービルが4.0%安。長期金利低下で利ざや縮小懸念が強まり、JPモルガン・チェース(4.2%安)など金融株も大きく売られた。一方、エネルギー大手アナダルコ・ペトロリアムは0.8%高、カナダ産金大手バリック・ゴールドが0.4%高。

◆海外市場スケジュール
米8月ニューヨーク連銀景気指数(21:30)
米8月フィラデルフィア連銀景気指数(21:30)
米7月小売売上高(21:30)
米7月鉱工業生産指数(22:15)
米8月NAHB住宅市場指数(23:00)
休場:韓国、インド

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
台風10号災害関連

2019年8月13日の金融市場に関する情報

【国内】
◆経済指数
[日経平均]
2万684円82銭(+91円47銭)

◆市場分析
日経平均は続伸。

朝方は、大幅高で寄り付く。

その後、2万800円付近まで上昇しましたが、
売りに押され、高値から100円近く下落。

10時頃からは寄付き付近で揉み合いになり
商いが膨らまず、小さい値幅で推移。

後場に入ってからも、週末ということで、
積極的な動きが見られないまま取引を終えました。

日経平均株価は、前営業日比91円47銭高
の2万684円82銭で終了。

値上がり銘柄数は1209、
値下がり銘柄数は837、
変わらずは103でした。

取引開始前に発表された4-6月期GDP(国内総生産)
速報値が市場予想を上回ったことが支えとなり、
日経平均株価は堅調に推移。

昼休みの時間帯に中国・上海総合指数が
下げに転じ、上値の重しとして意識されました。
ドル・円が1ドル=105円台後半の水準にあり、
円高による業績への影響を警戒し輸出関連銘柄は、
さえない展開を強いられる場面も予想されます。

「トランプ米大統領がドル高に不満を示しており、
円高リスクがあるため、まだ楽観的にはなれない」
(銀行系証券)との声もあるようです。

◆国内の主なスケジュール

7月企業物価指数(8:50)
6月第3次産業活動指数(13:30)
7月工作機械受注(15:00)

《決算発表》
そーせい、サイボウズ、ラクス、ヨコレイ、オイラ大地、ハウスドゥ、FFRI、カルナバイオ、QBネットHD、WSCOPE、ベルトラ、ワタミ、パンパシHD、Wismetac、クラウドワクス、ユーザベース、アドベンチャ、ウェルビー、レスターHD、イーレックス

【海外】
◆経済指数
[ダウ] 25896.44USD (-391.00)
[ナスダック] 7863.41ポイント(-95.73)
[シカゴ先物] 20280(ドル建て)、20265(円建て)

◆NY市場分析
週明け12日のニューヨーク株式相場は、世界経済の先行きへの懸念が増す中、大幅続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前週末終値比389.73ドル安の2万5897.71ドルで終了。ダウの下げ幅は一時460ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は95.73ポイント安の7863.41で引けた。

ニューヨーク証券取引所の出来高は前週末比1億9769万株減の6億2306万株。
米中貿易摩擦の長期化懸念が、この日も引き続き相場の重しとなった。トランプ米大統領は前週末9日、中国との貿易協議で「合意する準備ができていない」と述べ、9月上旬に米ワシントンで予定される米中閣僚級協議が中止となる可能性も示唆した。

ゴールドマン・サックスのエコノミストは11日に出したリポートで、来年の米大統領選前に米中が合意に至ることはないと予想。貿易摩擦の影響拡大を考慮し、10~12月期の米国内総生産(GDP)見通しを1.8%増と、0.2%ポイント引き下げた。

これに加え、香港のデモ活動が拡大し、この日同国際空港での発着便の欠航にまで発展したことや、アルゼンチンで11日実施された大統領選予備選で、中道右派の現職が敗北したことなども、世界的な先行き不透明感を強めた。

この日は全11セクターが下落。金融株が下げを主導した。債券市場で米長期金利が大幅低下し、利ざや縮小懸念が強まったことから売りが膨らんだ。一般消費財やIT、素材など、景気敏感セクターの下落も目立った。

個別銘柄(暫定値)では、半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)が5.2%安、ゴールドマンが2.9%安、キャタピラーが2.5%安、ファイザーとユナイテッド・テクノロジーズがともに2.4%安。一方、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は0.1%高と、ダウ構成銘柄では逆行高。バイオ医薬品大手アムジェンは4.9%高、ネットフリックスが0.6%高。(了)
【注】取引所の修正により終値が変更になりました。

◆海外市場スケジュール
独8月ZEW景況感指数(18:00)
米7月消費者物価指数(21:30)

○今週注目ポイント
通商問題
各企業決算発表
台風10号災害関連

【不定期連絡】特別情報A 今後の見通し

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